災害時のペットとの同行避難

日本はよその国よりも災害が多く
地震・台風・大雨、
そこに今年は猛暑。

ペットを飼っている方は自分の身を守るだけでなく
被災時のペットのことも考えないといけません。
いざそうなった時
ペットを連れての同行避難はなかなか大変です。

また災害時は、まずは人が最優先。それはどこでも一緒です。
その中でペットを連れての同行避難について
東日本大震災を経験しました私がお話しさせていただきます。

犬や猫がいると、まだ大丈夫。家の方がいい。
とつい家を出る判断が遅くなってしまいがちです。
ですが、犬や猫がいる方こそ、車での避難ができるよう、
早め早めの行動をお勧めしております。
ゲージを積んで荷物を積んで、犬や猫を積んで、、
これだけで30分はかかります。
水害などはあっという間に水がきてしまうため
逃げ遅れてしまう可能性があります。
車がない方はゲージに入れて一人で運べる頭数も限られますので
車のない方はペット用のカート(ベビーカーの犬用)なども
お勧めです。その場合カートは
上がきちんと閉じられてゲージ代わりになるものを選びましょう。

今回の西日本豪雨災害時もそうでしたが
ペットとの同行避難をしたとしても
一緒に避難所に入れるところはとても少なく
人と犬を分けて置くところがとても多いです。
避難所の担当者や市長の考え方によっては
犬は軒先。なんていう場所もあったそうです。
ペットは家族なのに!
と苛立たず、
人命優先であることを理解し、
ペットにも柔軟に対応してもらうために
謙虚な姿勢でお願いすることも大切なことですね。

避難所に入ると
人の支援物資から配られ始めます。
まずは命に関わるものから届きますね、。
水、食べ物、衛生用品、
それらが回り始め、ペットの避難所が決まったり、ペット用の物資が届くまでに
3日ほどかかることが多くあります。
特にペット用の物資はなかなか集まらないため、約1週間は自力でしのがなくてはいけません。
飼い主である私たちは最低6日分のペットに必要なものを
準備しておきましょう。
地震などで避難が長引きそうな時は
猫もハーネスとリードがあると
長い避難生活でも少し外の空気を吸えることにより
気分転換ができます。
ずーっと小さいゲージに閉じ込めて置くことは難しい。
では、この子が避難所に行った時にどうしたら気分転換ができるか。
をシュミレーションして、避難準備物を用意してみてくださいね。

私が色々な避難所に行き、いつも思うことは
ペット用の物資をリクエストされる方が大変少ないということ。
おそらく、こんな時にペットの物資なんて頼みにくい。
という方が多いかと思います。
ですが、災害時はリクエストを出さないと
物資は足りていると思われてしまい
入ってくるのが、また日1日と遅くなってしまうのです。

行政の方が物資のリクエストを聞きに来た時は、
臆せずペットフードなどをリクエストすることが
のちの物資供給に非常に大切なこととなるため
みなさん声を上げることをお忘れなく。

犬の場合、日頃のクレートトレーニング。これもとても大切ですね。
クレートに入れて吠え続けたり、キュンキュンと鳴くなど、
災害時はペットの吠え声や鳴き声にみなさんとても敏感です
避難所がたとえ同行避難がOKだとしても
最低限のしつけができていなければ、
やはり肩身の狭い思いをします。
獣医さんに行く時だけゲージ。
などにしていると、ゲージは嫌なところ。
となってしまいますので、
日頃からおやつやご飯はゲージで。
など、いいことが起こる場所。と教えてあげるといいかもしれません。

災害時、
それはできればあって欲しくないことですが、
災害大国日本にいる以上、
ペットとの同行避難をぜひご家庭でも話してみてくださいね。

2018年7月27日

wanlife代表 梅原 俊順» 自己紹介はこちら

大切なペットたちへ本当にいいものを与えたい。そして伝えたい。
その想いで日々発信し続けています。

ペット栄養管理士/愛玩動物飼養管理士1級
JKC愛犬飼育管理士/家庭動物販売士/動物取扱責任者